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真・まうんてんの宿屋

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リールのリズム奏法

リールと言っても様々なテンポがあり、どういうシチュエーションで弾くかによってテンポや表情を使い分ける必要があります。
とは言え、2拍目と4拍目に強いアクセントを置くという点は変わりません。

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ダウン・ボウはセーブし、2拍目に来てから弓圧をかけて弓のスピードを上げます。2拍目ウラのDから3拍目ウラのDまではアップとなりますがやはり弓をセーブして軽く弾きます。4拍目のAでまた弓圧と弓のスピードをかけて4拍目ウラのDは軽く弾きます。

文章にすると長ぇな。

最初のダウン・ボウはスラーの中で弓圧・スピードを変えるので特によく練習する必要があります。クラシック出身の人は戸惑いやすいところだと思います。慣れたら色んな場面で応用が効くのでがんばっちくり。

移弦も多いのでセブシックの1巻なんかを使って練習するといいです。
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こういうボウイングにしてアクセントも意識しましょう。


音の並びを逆にしてもう一回。
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逆にするだけで悲しくなるくらい弾けなくなります。慣れって怖い。

最初のリズムも音の並びを逆にしたりします。
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アクセント忘れずに。
リールに限らず、アイリッシュは移弦が多い上に速いのでこういう基礎錬は欠かせません。



その他、ボウイングのパターンとしてはこんなのもあります。
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アクセントは付けやすくなりますが、スラーでは弓をセーブし、単音で弓を多めに使うようにしないと弓がどんどん根元に近付いてしまいます。ダウン・ボウが一瞬なのでかなり速く弓を使います。


1拍目と3拍目にもアクセントを置くように指導されることもありますし、最初はキッチリ4拍子を意識した方がいいかもしれません。もちろん、曲のフレージングによっても左右されるので使い分けられるようになりたい、と思う今日この頃。



それから。

譜面ではだいたいが4分音符と8分音符の組み合わせになっていますが、実際に演奏する際には少しスイングさせるとそれっぽくなります。


これは"The Star of Munster"の出だし。
reel8.jpg
(クリックで拡大)


これを実際演奏される形に近い形で記譜するとこうなります。
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(クリックで拡大)
とは言え、本当にこの楽譜通りにやるとやりすぎになってしまうので、あくまでこんなニュアンスで…という感じでお願いしますorz

ホーンパイプほどじゃないけど、こういう音形でスイングすると考えると分かりやすいかな…。
曲をゆっくり再生してみたらこのスイングしてる感じが実際に聴きとれます。ぜひぜひお試しあれ。
口でスイングっぽいリズムで歌ってみるのもいいみたいです。

ブログ主はゆっくりのテンポで練習する際には3連符に近い形で練習して、テンポを上げた時は普通に練習するようにしてます。リズムを変えて練習ってのはスイング感出す以外にも単純にいい練習になるのでオススメ。


スラーの付け方も奏者によって様々だし、アイルランドの地域によってもかなり異なるようです。
北部の方になるとエラいバキバキ弾いてるみたいですねー。



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(2001/02)
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