真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

終演後のお見送り

今回はわりとシビアなネタである。人によっていろんな意見があると思うけど、ブログ主はこう思う、という話です。かなり毒吐いたかも。不快に思った方には申し訳ない。




数年前、まだブログ主がアマチュアオーケストラに所属していた頃のハナシ。
当時数年に渡ってそのオケを指導されていた指揮者の提案で、演奏会終演後にお見送りを行うこととなった。
演奏会終演後に団員がロビーに出て、お客さんにお礼の挨拶をする、というやつだ。
アマオケと言えども、お客様へのサービスをしっかりすることで集客増に繋げましょう、という趣旨である。

ブログ主はその指揮者とは結構仲良かったのだが、正直その提案には違和感を覚えたことを覚えている。
実際に行くかどうかは楽員の自主性に委ねる、とのこと。結構行った人は多かったようだが、ブログ主は行きませんでした。

その時はもう首席を退いていた、というのもあるし撤収の手伝いをしないといけない、というのもあった。演奏の出来栄えに満足できなかったので行くのが憚られたというのもある。

最近は首都圏のプロオケでもお見送りをすることが多くなったというし、地元のプロオケにもお見送りをするよう通達があったらしい。お客様サービス、というやつである。



ブログ主は、舞台の上に立つ人たちにはヒーローであってほしいと思っている。演奏会にしろなんにしろ、舞台というのは非日常の空間である。日常生活ではできない体験をする為にわざわざお金を払って時間を費やして演奏を聴いたり、観劇したりするのである。
アマオケに関して言えば楽員にとっても演奏会というのは非日常であり、ハレの日である。非日常を楽員とお客さんが共有する、という点ではプロオケよりもなお祝祭性が高いかもしれない。


サービス精神だか何だか知らんが、舞台にいた人たちがロビーでヘコヘコすることによって、舞台の神秘性をはぎ取って退屈な日常生活の時間軸を持ち込むにはならないだろうか?


オーケストラという舞台装置に関して言えば、舞台を代表するのは指揮者であり、指揮者が舞台で挨拶をすることによってお客さんへの礼を示している。
なんで、ロビーにわざわざ楽員がお見送りにくるってのは例えて言うならコンビニでなんか買ったら店出ても店員が「ありがとうございますー!」と叫びながら追っかけてくるようなもんで、正直過剰だ。

そーいう所でサービスしようっつーのは日本人の悪い癖だ。ブログ主はそんなんされても「うぜぇ…」としか思わんけどどうなんかいな?

このお見送りはあくまで楽員の自主性に委ねるらしいですけど、それを「忠誠心」を図る物差しにしようとしてる人たちもいるらしい。イエスマンの茶坊主役員ばっかり残ってエラいことになっちまった大企業を思い起こさせますね。
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