真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

続・消音器のススメ



賛否両論多々あるかと思いますが、便利です。消音器(サイレンサー)。社会人で楽器やってらっしゃる方は仕事上がりで練習することも多いと思うので特に便利。とは言え、色んな話を総合してみると使い方にはコツが必要っぽいです。

1.ある程度演奏経験があること
しょっぱなからミもフタもないことを書いてしまい申し訳ないのですが、弦楽器の本体(ハコって呼んだりします)を鳴らせる人じゃないと多分逆効果です。楽器が出す「響き」をある程度体感できるとこまで来てないと雑な練習になってしまったりするようです。


2.思いっきり弾くこと
サイレンサー付けてるから音はちっさくなってます。さぁ、何を恐れることがある。爆音で弾くんだ。
小さい音の状態に慣れてしまうとサイレンサーを外しても音が小さいままになったりするみたいです。サイレンサー使用者は弓をあまり使わなくなる傾向もあるとか。
なのでいつも通りに、腕と弓の重みをしっかり楽器に載せて、弓もちゃんと使います。


3.サイレンサーなしの状態でも弾きこむこと
サイレンサーなしの生の楽器の響きをちゃんと体で覚えます。また、しっかり響かせた方が楽器の健康にもよさそうな気がする。


4.基礎錬はできるだけサイレンサーなしで
ボウイングの練習なんかは特に、できるだけサイレンサーなしがよいです。響きを押さえるので移弦の練習などでは余計な音が出なくなります。サイレンサーなしで余計な音が出ないようにしないと意味がないので…。
音程の練習なんかは問題なしと思いますが。


5.楽器の響きに悪影響が出ます
とは言え、10年、20年スパンでのお話だと思いますが。定期的にサイレンサーなしでスパーン!と鳴らせばプラマイゼロだとは思います。こーいう細かいことを気にして練習しないよりは割り切って練習した方がいいと思うけど、気にする人は気にすると思うので念の為w
まぁ、ストラディヴァリだのアマティだのにサイレンサー付けるのはアレな気もするが、そんな人はこんな場末のサイトには来ないと思うのでw


6.練習内容は割り切る
クラシックヴァイオリンだとf-pのダイナミクスレンジが大きくなりますが、サイレンサー付けてる時はその練習はムリ。アイリッシュなんかだとそこまでダイナミクスレンジは広くないのでかなり有効ですが。
サイレンサー付けてても生音を出すイメージで練習すればさほど問題にはなりませんけど…。なんでイメトレ的な意味ではダイナミクスやアゴーギグの練習もアリです。


wikipedia先生曰く、「演奏を肌で感じ、音の性格に精神を集中させることができる」とメニューインが言ってたらしいです。確かに、そういう意味では繊細な演奏ができるようになるかも。あと、弱音器付けて演奏する練習にもなるかも。こんな感じで有効なところもあるので割り切って練習に活用するのが吉だと思います。


ちなみに↑のサイレンサーは駒の上に載せるだけなので楽器をブン回すとあらぬ方向に飛んでいきます。足の上に落としたりした日にゃ
画面にパンチ
こーなると思うので気ぃつけられ。


ゴム製のサイレンサーだとあんまり音小さくならんのよね…。ヴィオラ用の金属製サイレンサーとか出てないんじゃろうか。
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 楽器ネタ

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