真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

Trinity Irish Dance Japan Tour 2012

それは親子の会話から始まった。

母「なんか今度、アイリッシュダンス?だっけ?来るんやろ。なんかあんたが今やりよるような」

俺「あー、そうそう。ぼちぼちチケット買おうかな~とか思いよった」

母「私も興味あるんよね~」

俺「カモン」


リバーダンスとかに多少興味があったご様子の母上。ここらへん、なんだかんだ似たもの親子である。


つーわけでサンパレスにて合流。


20091228_01.jpg

もちろんベースはアイリッシュダンスに軸を置いており、いわゆる「アイリッシュ・ダンス」であるが、様々なダンスのジャンルを内包したステージに見えた。ブログ主はそこまでダンスに関する知識がないので、何回も繰り返しDVDで見たリバーダンスと頭の中で比較しながら観た。

最大の特徴としては、上半身をかなり使ったパフォーマンスであったことだろう。基本的にアイリッシュダンスは足だけで踊るもので、両手は力を抜いて伸ばして上半身は直立不動というスタイルを取る。それに対してトリニティは手や首の動きも駆使して、新たな踊りを創造しているように見えた。かなり柔軟に他ジャンルのダンススタイルを取り込んでいるようだ。

バック・バンドはDifferent Drumus of Irelandという四人組のグループ。それぞれが様々な楽器を持ちかえながら演奏していく、というのはアイリッシュバンドによくあるスタイルだが、四人のうち最低でも二人は打楽器を担当している。四人で打楽器を演ることもあり、バンド名にたがわずパーカッションを重視していることが伺える。

複雑なリズムが交錯する中で激しいダンスが叩きだされる様はまるでストラヴィンスキーの「春の祭典」を観ているようであった。古代ケルトの呪術的な踊りを再現したかのようなオープニングの世界観はハルサイと共通するスピリットがあるのかもしれない。

このトリニティのダンスに共通して言えることは、非常にプリミティヴなダンス・スタイルを取っていることで、ポスターに「肉体の限界に挑戦」と謳ってあるのも頷ける。無伴奏でボディ・パーカッションを駆使した演目で特にそれを感じた。手拍子や体を叩くリズムと足から叩きだされる激しいリズムの交錯はまさに圧巻だった。

というか、あんなことやってて腰痛にならんのだろうか…w

ディファレント・ドラムズ・オブ・アイルランドのメンバーは手拍子で観客を煽る。観客を三つに分けてそれぞれに違うリズムの手拍子を叩かせてリズムを作り出させたりと、ダンサー・バンド共にリズムに並々ならぬこだわりがあることを感じさせた。
ショウ・アップされたアイリッシュ・ダンスの曲は非常に複雑なリズムを持つことが多いが、元をただせばトラディショナルなリール・ジグのシンプルなリズムがそのスピリットの根本にある。それを存分に感じさせる演奏だった。
イーリアン・パイプスを生で聴いたのは久しぶりだったが、この楽器がなるとどんな曲でもアイリッシュに聴こえてしまうwそれくらいのパワーがある楽器であることを再認識した。リバーダンスの曲を作曲したビル・ウィーランもイーリアン・パイプスには苦労させられたようだが、それでもなおこの音色は心を掴んで離さない。

ちょっとだけイーリアン・パイプスやってみたいと思いましたw


と、冷静に書いてみましたが。


とにかく!ダンスがスゲェ!どうやったら足を使ってあんな複雑なリズムを叩きだせるんだかw圧倒的なステージ・パフォーマンスで、終わった後はぐうの音も出ないほどだったw
こないだのクリス・ボッティといい、今回のトリニティといい、最近当たりのライヴが多くて嬉しいわぁ。


お客さんの入りも上々で、アイリッシュというジャンルはまだまだ伸びしろがあるということも認識しました。自分もアイリッシュが盛り上がるように頑張ろうと思いますw




これは2010年の公演の際の映像。今回は上演されなかった演目も含まれますが、雰囲気みたいのは味わえるかと思います。
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2 Comments

グレンコア  

お母さん孝行しやしたね。アイリッシュダンス講習にも一緒に行ってみれば。そう云えば、春日市のスコテッシュダンス・フローラの練習会日だよん。午後から夕方5時までやってましゅ。(*^^*)

2012/07/14 (Sat) 09:19 | REPLY |   

まうんてん  

Re: タイトルなし

この雨の中行くのはヤバいですってw

2012/07/14 (Sat) 14:42 | REPLY |   

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