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真・まうんてんの宿屋

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弓の角度

弓を弦に対して直角に動かす、というのはやらなきゃいけないことではありますが結構難しいものです。
先日の有花さんレッスンで改めて指摘されたので弓の角度、ということについて書いてみます。



若き天才ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンの弾くシベリウスのヴァイオリン協奏曲。大体のところで弓は真っ直ぐ進行してるのが映像から確認できます。弓先になると角度がずれますが、ここらへんは奏者の体格とも相談、てな感じでしょうか。

この弓をまっすぐ使う、ということ。なぜ難しいのか?それは簡単。

人間工学に反してる動きだからです。

↑の動画で弓先に来ると角度がブレるということを書きましたが、本来の人間の動きならばブレて当たり前。
「ヴァイオリンは難しい」という話は至る所で耳にしますが、その理由の大きな一つがこういう人間工学ガン無視気味な体の使い方をしたり、日常生活では絶対に使わない体の動きをするからです。

じゃーフィドルはそこらへん適当でいいのか?っつーハナシになってくるわけですが、そこらへんは目指すところ次第な感じです。

ある程度テクニカルな曲を弾く為には弓は真っ直ぐである必要があります。特にアイリッシュは手首を振るのでクラシックより弓の角度は意識する必要があります。
Slow Airなどをプレイする場合も弓をコントロールする為に真っ直ぐがよいです。

じゃーどうやって弓を真っ直ぐにすればいいのかというハナシですが、よくやる練習方としては鏡を見ながら弓の伸ばしを練習するというもの。これは効果的ではありますが、手首をどのように使うかを意識して練習する必要があります。
弓元と弓先では右手首の角度はかなり変わります。ここら辺は↑の動画等で確認して頂けると思います。この手首の角度を意識して、鏡で弓が真っ直ぐに動いているかを確認します。
鏡を使わないと、目視だけではヴァイオリンの構えの問題上角度を正確に見ることができません。真っ直ぐ使ってるつもりなのにズレてる、というのはここらへんから来る問題だと思います。
あと、手首の角度を意識しながら練習しないと、鏡がある時は真っ直ぐできるのに鏡がないとヨレヨレ、ということになります。実際にはレッスンで先生に手首の状態などを見てもらいながら練習するのがよいと思います。人それぞれ個人差もあると思いますし。

全弓使うボウイングで真っ直ぐできるようになればかなり応用が効くようになります。例えばリールのような速いテンポだと弓がブレがちになりますが、上記の練習を応用すれば割とまっすぐ使えるようになります。

リールは特に移弦も多いので、移弦に気を付けているハズなのにクリアに音が出ない方は弓の角度を確認してみるとよいと思います。また、それに付随して短い音で弓を使い過ぎないこと、一音一音弓をしっかり弦に噛ませる(左人差し指で少し圧力をかける)などを意識すれば速いパッセージをだいぶ弾き易くなります。
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