真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

アイルランド横断レンタカーの旅 3日目 再びドゥーリンへ

結局10時間くらい爆睡した挙句にやっと起きました。
KちゃんとLくんは昨日ブログ主が登ることを挫折した砦まで登ったらしい。
「やっぱけっこうきつかったですよー」とのこと。
あと、案の定ブログ主が登ろうとしたルートは大間違いだったようだ。

ドゥーリンまで行く船は12時半に来る。つまり、それまでやることがない。

二人は練習を始めていた。それを横目で見つつブログ主はチンタラしてようかと思ったのだが、何せ田舎の島。
WiFiの電波を捕まえられない為ネット閲覧もできず。
仕方ないので練習することにする。
この間に帰国後初のセッションで披露した"Father Kelly's"を覚える。

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イニシア―のホステルにて。ここで練習してたら他の泊まり客が来て「音違うよ」とありがたいツッコミを頂く。割と凹む。

上手いこと時間も潰れたし港に向かう。向かう、といってもホステルの目と鼻の先なのだが。
時間通りに船は来ない、というと「やっぱ外国は…」と思われる方もいるだろうけど、実はアイルランドで時間通りに乗り物が来なかったのはこれが初だったりする。

んで、ダラダラしてたら来た。
Lが「あー船いやや^。酔ったらどうしよー」とビビる。
パッと見たところ凪っぽいから大丈夫だよ、とKちゃんと二人で話す。

まあどうせ沖に出たらエライことになってるだろうと思ってたがな。
IMG_1656.jpg
さらばイニシア―。

最初のうちは船はあまり揺れなかったのだが、沖に出たら昨日ほどでないにしてもザッパンザッパン揺れていた。
L、君のことは忘れないよ。多分、一応。

故人の思い出を胸に刻みつつ、ざっぱんざっぱん揺れる船ではしゃぐブログ主(30代)。
そのうち、「船の先頭まで行ったらもっと面白いんじゃね?」という小学生並みに冴えたことを閃き、満面の笑みで先頭に移動。それはもう㌧でもない勢いで揺れていた。途中までカップルがいたのだが、あまりにも揺れるので船室まで移動していった。
残るのはブログ主を入れて二人。
アホ二人、アホみたいに揺れる船の上で語り合う。
「いやー揺れますねぇ~」

「そうだねぇ。なんか嬉しそうだよ君w」

「いやー楽しくてwww」

とか話してると更にもう一人。
「どっから来たんだい?」

「あいむふろむじゃぺぁーん」

「ジャパン?また遠いところから来たなぁ。何しに来たんだい?」

「セッションに参加したかったんだよー。一応フィドルやってるんだ」

「おお!そうか!もう参加したのかい?」

「ゴールウェイに一週間滞在してかなり参加したよw」

「おお、そうか。楽しかったかい?」

「最高っすw」

とか話してると船の近くにイルカが。

「うお!なんかおる!」

「?何がいるんだい?」
えーと、イルカって英語でなんだっけ?

「えーと、んーと、その、Small Whale?」

「?」
所詮この程度の英語力である。
IMG_1686.jpg
拡大するとうっすらイルカの影が見えるハズwジャンプもしてたけどシャッターチャンスはバッチリ逃しました。

と、はしゃぎまわってるうちにドゥーリン到着。
案の定Lはこの世とあの世の境界線を彷徨っていた。君のことは忘れない。うん、多分…自信ないけど。

実際問題、このままだと車に乗せるわけにもイカンのでしばらく船着き場にいることにする。
と、突然野太い声が響き渡る。
「Hello~!」


昨日のオッサンである。
そして瞬く間に囲まれる我々三人。
どうやらもう一回バスキングしてくれとせがんでるらしい。
ノリのいいオッサンたちである。
この勢いなら多分押し負けるな、こりゃ。
というわけでLが回復次第、二人はバスキングすることに。彼が回復するまでの間に今日の目的地ウェストポートへの道のりを確認することにする。
Kちゃんとルート確認してるとまた別のオッサンが来る。
「どこに行きたいんだ?」

「ゴールウェイに寄ってからウェストポート。マット・モロイのパブに行くのさぁ~」

「そうか。ゴールウェイからウェストポートに行くなら二通りの道がある」
といって地図を指し…
「速く行きたいならこのルートだ。だいたい2時間半くらいで着く。だが…、オレが薦めるルートはこっちだな」
指差したルートはやや迂回するルートだった。
「こっちだと少し時間がかかる。だけどな、風景がとてつもなく美しい。オレはそっちの方まで行く時はかならずこのルートを使う」

「そんなに綺麗なの?」

「ああ、最高だぜ。ものすごくキレイだ」
興味を惹かれるブログ主。問題は、どのくらい時間がかかるかだ。
「どのくらい時間かかる?」

「だいたい3時間半ってとこだ。別のルートに比べると時間はかかるが、オススメだぜ」

「そっかー。分かった。こっちのルートで行くよ。ありがとう!」
そして、Lが回復したのでバスキング開始!その間に車を回してくることにする。

車を回すとまだまだバスキング真っ最中だった。そういえば朝はパンしか食べてないのでかなりお腹が空いていた。と、いうわけで二人がバスキングしてる間に売店でサンドウィッチ注文。バターたっぷりのパンに厚切りのベーコンを挟んだだけのシンプルなものだったが超ウマい!ガッついて食べました。
と、昨日のオッサンが飲み物を差し入れしてくれる。ありがたやありがたや。

バスキングも終わりっぽいのでんじゃー行くか、という話をしていると
「オマエは弾かないのか?」
と、店のおっちゃんに言われる。やはりこのままじゃ帰れぬか。
と、いうわけでブログ主も1セット参加。その後、何か日本の曲をやってくれと言われたので「故郷」を演奏。
「なんだ、アイルランドのエアーと似ているな」
と語り合うオッサン達。
「そう、似てるんだよ。日本の民謡とアイリッシュって」
というと満面の笑みで頷くオッサン達。
アイリッシュはペンタトニック的なスケールが多くて、それは日本の民謡と云々説明しようかと一瞬思うが英語力がアレなのでやめる。

Lも回復、多分これなら車に乗っても大丈夫だろう。
ありがとう、ドゥーリン船着き場のナイスなオッサン達。またアラン諸島に来る機会があるなら、ここから船に乗りたいな。本当に楽しいオッサン達だった。こんなオッサンになりたいな。

マット・モロイのパブを目指すが、まずは再びゴールウェイで食事休憩を取る。
懐かしいゴールウェイへ向けて、アクセルを踏み込んだ。
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