真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

アクロポリスにて その3

いよいよパルテノン神殿!の前に、まずはエレクテイオンを見ていくことにする。
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英雄エリクトニオスの為に建造されたという。といっても、ブログ主はエリクトニオスという名前に心当たりがなかった。Wiki先生によると、アテナイ王とトロイア王にそれぞれこの名前が確認できるようだ。アテナイ王の方の居館だったという説もあるらしい。

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往時の栄光を偲ばせる建築だ。こちらは北側玄関、東側からのショット。

いよいよ、パルテノン神殿を廻ることにする。街中からでもハッキリと確認できるだけあって、非常に巨大な建造物だ。とはいえ、現在は修復作業中だったのが残念ではあった。
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アクロポリスを登りきると眼前に現れるこの光景。修復が完了されれば更に素晴らしい光景となるだろう。ちょっと残念w

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反対側(西側)からのショット。本当に今回の旅後半は、子供のころから見知っていたものに再会する旅だった。

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中にも入ってみたい…w修復後入れるようになってるといいのだが、あの観光客の多さだと厳しいかもなぁ。

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かつては神殿内部にパラス・アテナ像が安置されていたのだが、キリスト教徒によって持ち去られてしまった。
その後は聖母マリアを奉ずる教会となり、オスマン傘下となってからはモスクとして利用された。
その後、なんと弾薬庫として使われていたことがこの神殿の運命を大きく変えてしまうことになるのだが。

信じるものの相違によって人類の遺産とも言えるこの神殿が大きなダメージを受けてきた、というのは正直悲しいものである。当時はそういう時代だったから…などというのは言い訳にしかならない。はっきりと言うが、大きな歴史上の過ちである。この歴史から何を学ぶかによって、私たちの未来は如何様にでもなるのだ。
「僕は信条が違う人だって平等に扱う!昔の人間とは違う!」
そのように自分を信じるあなた。果たして、本当にそうですか?
自分の闇から目を逸らし、見せかけの正義感に酔っていれば、いずれはこの文化を破壊した人間と同じことを繰り返す。

話が逸れてしまった。今の朽ちかけたパルテノンも時間の流れを感じさせて非常に魅力的だったのだが、ブログ主としてはやはり神殿内に安置されたアテナ像を見てみたかった。


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丘から見下ろすディオニュソス劇場。往時には15,000人もの観客を収容できたそうだ。


栄枯盛衰。かつては文化、経済、軍事に置いて中心であったであろうアクロポリス。
今は、もの言わぬ遺跡がかつての栄光を感じさせるに過ぎない。
しかし、その姿は確かに子供のころから憧れていた、ギリシャ神話を思い起こさせるものだった。
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