真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

新アクロポリス博物館

ホテルの自分の部屋までえっちらおっちら。倒れこむようにベッドに飛びこむ。



目が覚めて、枕元に置いておいたiPhoneを見る。…今、何時だろう。


17:30


…。


……。


ヤバい!寝過ぎた!!!


この日は日曜日。新アクロポリス博物館は20時閉館。マズイ!ゆっくり見る時間がなくなるかもしれん!!
バタバタと必要なものをポケットとバッグに詰め込み、ダッシュでモナスティラキ駅に向かう。
歩いてでも行けるっちゃあ行けるだろうが疲れてるし、時間もないのでメトロを使う。

ライン3でシンタグマに行き、そこでライン2に乗り換え。すぐ次の駅がアクロポリ駅だ。
ライン2も荒れていたら…と不安だったが、意外に普通だった。
アクロポリ駅で降りると、アクロポリスで発掘されたであろう彫刻が展示してあったが、とりあえず後だ!
小走りに博物館へと向かう。

アクロポリ駅から10分もかからず、新アクロポリス博物館に到着した。
IMG_2458.jpg
この博物館は割と最近できたらしく、とても綺麗な施設だ。

IMG_2454.jpg
エントランスでは発掘された遺跡を覗きこむことができる。ありがちな趣向かもしれないが、生の発掘現場を見ているようで面白い。

展示物は撮影禁止wまあ、しゃーない。

見てみると、とにかくコレー像というのが多い。コレー、というと豊穣の女神デメテルの娘であるペルセポネの別名であるのだが、とにかく多い。この多さには疑問を覚えた。
と、いうのもペルセポネは冥府の神ハーデスに攫われて、そのまま彼の妻となる。あんなにバカスカ像を作るにしては、ちょいと不穏なバックボーンの持ち主なのだ。コレーという名称に、ペルセポネを指す以外の意味があるのだろうと推測しつつ、像を眺める。
日本に帰ってきて調べてみたところ、若い女性の彫刻をコレーと呼ぶそうだ。疑問解決。

大きな印象を受けた展示物としては、ギガントマキア―にて巨人に一撃を加えんとする女神アテナの像だ。
比較的綺麗な形で残っている。アテナの状態を綺麗に確認できる、というのもさることながらその攻撃性を露わにしている姿も珍しいのではないだろうか。戦いの女神というアテナの側面が強調されている。
彫像自体も非常に大きく、迫力がある。

3Fはパルテノン神殿の外壁が展示されている。その多くがかなり傷んでいるが。
ケンタウロスが女性を攫う、それに挑む戦士というモチーフがやたら多かった。多い、ということはそれだけケンタウロスに対する恐怖が存在したことを意味する。
騎馬民族に対する恐怖心がこのような怪物を生みだしたのだろうか。

2時間で廻るにはちょっと急ぐ必要があったが、だいたいは廻ることができた。バルコニーからは丘の上に建つパルテノン神殿を見ることもできる。収蔵物の量としては考古学博物館の方が多いのだろうが、それでもこちらの博物館の方が安全、という意味では来やすいと思う。

帰りもシンタグマ駅で乗り換えるので、シンタグマ広場に行ってみることにした。
デモがあってなければ平和な、よくある広場だった。
タベルナでご飯を食べようかと思ったが、マックがあったのでもうそこで済ませることにする。

ホテルに帰ったら荷造り。
明日はアイルランドに戻る。もはや、旅も終りに近づいている。
日本に帰りたいような、もっと旅を続けていたいような、なんとも言えない感じだ。
スポンサーサイト

 旅行

0 Comments

Leave a comment