真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

ヴァイオリンとフィドルとロマ音楽とヴィブラートと(ry その1 クラシック編

ふと、古楽とモダンがどーだこーだという記事を見まして。
ヴィブラートがうんたらかんたらという記事を見まして。

ここらへんの論争が絶えない要因の一つとして、ヴァイオリンという楽器は主に「ヴァイオリン」としてしか見られていないことにも原因があるのではないかと思い、ケルト地域に残るフィドルの伝統やロマ・ヴァイオリンのことも考えながら少し考察してみることにする。しろーとの思い付きメインなのは否めないのでツッコミ大歓迎ですw

まず久々に古楽VSモダンなんていう論争を読んだことが発端なのだが、この対決自体にはさして興味がない。
この論争になると必ずヴィブラートかけない古楽はクソだのヴィブラートかけるモダンは耳が逝ってるだのという建設的な議論になるのだが、よくも悪くもそれだけヴィブラートというものに関心が高いということになる。
記憶の糸を辿れば、ブログ主もヴィブラートを習い始めた時はキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思ったもんだし。
オケでも使わない時があったり、アイリッシュで使わないと聞いた時はショボーン(´・ω・`)となったし。

とりあえず、ヴァイオリンという楽器が完成したのは16世紀ごろ。このころは音がやかましい、ということで宮廷では敬遠され、民衆の踊りの伴奏楽器として使われていた(フィドル的な話)。バロック時代になって宮廷音楽などにも取り上げられていくわけだけど、そのころにはフィドルとヴァイオリンの奏法にさして違いはなかったんではないかと思う。ちなみに奏者の社会的地位も基本低い。
この時代はヴィブラートは存在はしたそうだが、今のようにずっとかけっぱなしなわけではない、装飾音の一種だったようだ。ポジションシフトもそんなに上がらないし、開放弦も割と使ってたそうだ。

ここらへんから分化して、ヴァイオリンとフィドルに枝分かれしていくというのが大まかな楽器の歴史のようだ。
ブログ主は、ここでロマがヴァイオリンを使い始めた過程に注目している。
以前、ロマ・ヴァイオリンをやりたいと後輩から相談されたことがあるので何となく気にしていたのだが。

一旦クラシック業界の話に戻ってみたい。このエントリを書くにあたって、最もピュアトーンに合わなさそうなイメージのあるwブラームスをノリントン・シュツットガルト放送響で聴いてみた。
フレージングなど、多分往年のブラームス好きは大・激・怒!間違いなしの演奏だと思うのだがw、交響曲第2番を聴いてみると非常に爽やかで脂身の取れたブラームスになった印象を受ける。ブラームス好きな人はそもそも「脂身」が好きそうだg
まあいい。「ブラ2」はピリオド奏法にも比較的合いそうなイメージだし。
やっぱここはブログ主的に「激濃」「執念」「漢」「血と汗」的なイメージの強い交響曲第1番行ってみよう!
(すいませんブラームス好きな人怒らないでください僕もブラ1好きなんでほら好きだからこそネタにしたくなr

…。


……。



薄!

ブラ2は何だかんだこれはアリ!と思って聴けたがブラ1はOh...というのが正直な感想ではあったw
ただ、これはブログ主の思い入れの問題がかなり大きいと思う。ブラ1は大学3年の時にしゃかりきに取り組んだ思い出深い曲だ。音楽以外も楽しかった時期だし、「ベートーヴェンに通ずる苦悩から歓喜へ」とかそういうものに熱くなって取り組んでた若かりし思い出がありすぎるので、ファーストインプレッションをここで書くのは不公平だろうと思う。
ちなみに当時の愛聴盤はバーンスタイン/ウィーンpoだ。ノリントンとは真逆すぎるw
最後のとどめにブラ1は1、4楽章しか聴けてないしね。

大脱線してしまったが、ピュアトーンで聴くブラームスが新鮮だったのは間違いない。これについては別の日に書こうと思うwキリがなくなるwヴィブラートがオーケストラでも使われるようになったのが20世紀という説を信じるなら当時の響きはこちらが正しいかもしれないというのは一理あるし、今までとは違う曲の一面に光を当てているのも事実だと思う。
バロックのピリオド演奏の方が素直に聴けたのも事実ではあるのだがw


長くなったので分割します。次→ロマ音楽ヴァイオリン編


注)
・ブラ1 ブラームスの交響曲第1番のこと。オケ業界ではメジャーな通称
・ブラ2 ブラ(ryの交響曲第2番のこと。オケ業k(ry
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