真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

Paperback Writer

「THE BEATLES ANTHOLOGY」の中でポールは「"Nowhere Man"や"Paperback Writer"のような曲はライヴで演奏するのが難しいんだ」と語っていた。当時、スタジオでの多重録音に本格的に取り組み始めた産物なのだが、ライヴではスタジオ盤の厚みを出すのは不可能に近かった。「ビートルズ」という枠に拘らず多数のミュージシャンを出演させれば人海戦術で可能だったかもしれないが、人が増えればグル―ヴは死んでしまう可能性も高まる。

考えてみればポールはバンドメンバーを固定するのが好きだが、それは決して大所帯にはならなかった。
ストーンズが女声コーラスをライヴで使うのとは対照的だ。
記憶に新しいポールのジャパンツアーもギター(orベース)×3、ドラム、キーボードという現代としては小さい編成だ。

そんな小さい編成ではあったが、"Paperback Writer"は既に演奏可能でもなんでもない、ごく当たり前にライヴで取り上げるナンバーとして我々の前に現れた。
もちろん、今更不思議がる程のことでもない。90年代のツアーでも"Paperback Writer"は取り上げられていたし、その時点で「ライヴで演奏するのが難しい曲」ではなくなっていたからだ。


ライヴではいかにも"Paperback Writer"と言った感じの爽快で厚みのあるハーモニーが聴けた。

イントロのギターリフは数あるビートルズのリフとしてもかなり有名なものだろう。
高校時代のブログ主は一発でこの魅力的なリフにノックアウトされてしまった。
何かに突撃するかのようなこのリフは「私はどうしてもペイパーバック・ライターになりたいのです」と懇願する歌詞の内容にも会っている気がする。

このナンバーを演る時もバンドメンバーを増員することなくやりきるポールに、バンドというものに対する拘りを感じると言ってしまうのは言い過ぎだろうか。


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