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真・まうんてんの宿屋

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ラフマニノフのピアノ協奏曲

  • CATEGORYClassical
  • PUBLISHED ON2014/ 03/ 05/ 23:19
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熱狂の内に幕を閉じたソチ・オリンピック。
浅田真央選手の渾身のフリープログラムの演技はとても印象深いものがありました。
先日、レプラコーンにセッションで行った際に以前働いてた店員さんが来てて、「2リットルは涙出ました」とか言ってたwので、久しぶりにオリンピックで使われたこの曲についてつらつら書いてみたいなと思います。

ピアノ協奏曲第2番 / ラフマニノフ

ロシア協会の鐘の音を思わせるピアノの重厚な和音で始まるこの曲はハ短調、という調性で始まります。
大学4年のときにこの曲を演奏したのですが、大学2年でベートーヴェンの「運命」、大学3年でブラームスの第一交響曲を演奏した身としてはこの調性になんとなく親しみがありました。けっこう暗くて、抒情的というよりは闘争的な雰囲気を感じるのはそれまでに演奏したハ短調の曲がこういう曲だったから、というのもあると思います。しかし、ラフマニノフがこの調性を用いるとやはり抒情的な響きになるのは面白いところだと感じます。

ヴィオラ奏者にとって、ラフマニノフという作曲家は鬼門です。ヴァイオリンほど高くない音域で奏でるメロディはとても魅力的ですが、俺らがコケると曲が台無しになっちゃう的なプレッシャーがあります。曲が素敵過ぎてプレッシャーなんてどうでもよくなったりもするのですがw

ラフマニノフは将来を嘱望されており、満を持して交響曲第1番を発表したのですがこれが大不評。ショックのあまりノイローゼに陥ります。精神科医のニコライ・ダ―ル博士はそんなラフマニノフに「あなたは素晴らしいピアノ協奏曲を書くだろう」という暗示をかけ、その結果この名曲が生まれたというのは有名な話ですね。

今、まさにこのピアノ協奏曲を聴きながらこのエントリを書いてるのですが、どうしても練習してた当時のことを思い出してしまいますねwいろいろあったな(遠い目)。

まあ、そんなことは置いといて。

ブログ主が好きなところは第一楽章は再現部前のヴィオラやクラリネットで始まる再現部へのブリッジ。なんか狂おしくていいですココ。そのまま行進曲調で第一主題が再現されるのですが、こないだの浅田選手のFPはなぜか第一主題を何回も繰り返してましたね。なんで?w

一番好きなのは第二楽章で、夢のような美しさはこの曲を知ってウン十年経っても色あせることはありません。
前半のヴィオラがとてもいいんですよ。スコアをお持ちの方はぜひ手に取って聴いてほしいです。
中盤のピアノの上昇系の中にいきなり出てくるピチカートが何気に難しかったw

第三楽章は第二主題がヴィオラとオーボエ。超絶プレッシャーでございました。今も思うようには弾けないだろーな…w
というか今でもこの部分を聴くと「んがああああああ」となりますw
この主題が一番最後に回帰するところは凄い盛り上がりですよね。ハ長調で凱歌風に再現されるのも印象的。

数年前にもう一度演奏する機会があったのですが、その時は直前で練習に合流したのでちょっと消化不良な感じがありました。たまにはこういう曲にがっぷり四つになって取り組んでみたいなぁ。

ちなみにラフマニノフはなぜか交響曲第2番を3回くらい演奏しました。鼻毛がボーボー出るほど難しかったです。
でもまたやりたい(←喉元過ぎて熱さ忘れたアホ)


Rachmaninov: Piano Concertos Nos. 1-4; Rhapsody on a Theme of PaganiniRachmaninov: Piano Concertos Nos. 1-4; Rhapsody on a Theme of Paganini
(2005/08/30)
Sergey Rachmaninov、

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