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フランス・ブリュッヘン死去

  • CATEGORYClassical
  • PUBLISHED ON2014/ 08/ 16/ 01:41
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古楽演奏権威、フランス・ブリュッヘンさん死去 - YOMIURI ONLINE


フランス・ブリュッヘンさん死去 古楽器演奏・指揮の巨匠 - THE HUFFINGTON POST


ショックだ。ブログ主に古楽器のよさを教えてくれた音楽家だったから。

大学1年の冬にフルトヴェングラー指揮・バイロイト祝祭管弦楽団の第九を聴いてからというもの、それ以外の演奏をあまり聴かなかったブログ主だった。第九がとても大好きでいつかやりたい!と強く願っていた青くもまっすぐな青春時代だ。
そんな時期に何気なくオーケストラの部室にあった別の第九のCDをかけて、新たな衝撃を受けた。

それがブリュッヘン指揮・18世紀オーケストラの第九だった。

どこか耳慣れない響き、そして聴いたこともないような斬新な解釈は驚きの連続だった。
当時、ジンマン指揮によるベーレンライター版の演奏が既に発表されており、ブログ主も聴いていたのだけど、それとはまるで別の衝撃だった。
解釈がどうとか、そういうこともないわけではないのだけど。何よりも演奏そのものに強く惹かれた。

その後、金子建志氏による第九の楽曲解析についての本を読み、ブリュッヘンが最先端の音楽をやっていたことも知った。
やがて実際に第九を演奏する機会に恵まれたのだが、その時の指揮者は「古楽っぽい」解釈をしていて、ブリュッヘンの演奏が大好きになっていたブログ主にとっては夢のような時間だった。

古楽器の演奏を聴いて「ダイナミックさがない」「おとなしくてつまらない」などというオッサン共の妄言を割りと聴かされてきたのだが(もちろんそういう演奏もあるだろう)ブリュッヘンの演奏はそういう下馬評をひっくり返すだけのパワーがあると思う。

ブログ主にとっては、彼の演奏に触れられたからこそいろんな演奏のよいところを楽しむということの素晴らしさを知ることができた。フルトヴェングラーも、ブリュッヘンもどちらも本当に好きな指揮者だ。

古楽器のことを過去にもいろいろと書いてきたが、実はそこまでブログ主は古楽器に詳しいわけではない(汗)。
でも、ムジカ・アンティクワ・ケルンのブランデンブルク協奏曲やヘレヴェッヘのロ短調ミサなど、素晴らしい演奏に出会えた。そういう意味で「古楽」の原体験となったのがブリュッヘンだった。

彼はリコーダー奏者としても超一級の奏者だった。だが、その演奏をあまり聴いたことがない。これから彼のリコーダーも機会があれば聴いてみたいと思う。

昨年も精力的に活動しているニュースを聞いていただけに、本当に残念だ。心より、ご冥福をお祈りいたします。



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