真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

洗脳

X JAPAN・Toshl、洗脳生活を語る「自分はボーカルに値しないと感じていた」 - REAL SOUND

昨日、家に帰り着くとTVにX JAPANのToshlが出ていた。洗脳ってのがどんなものかというのは知識としては知っていたが、実際に体験談を再現ドラマで見てみると「うへぇ…」という感じだった。
と、同時に。
これはどこででも起こりえることだし、誰にでもその魔の手が伸びる類のものだということを改めて認識した。

途中から見たので正確には分からないが、再現ドラマでは監禁、暴力というのが強調されていた。
だけど、「洗脳」に至る過程で最も重要かつ人に傷を残す過程は、「洗脳以前の人間関係をリセット、ないし破壊」してしまうことだ。
あまりにも衝撃的だったので少しネットで調べてみたのだが、洗脳される直前のToshlは家族とのトラブルもあり、世界進出を目の前にして自信喪失という状態だったという。
八方塞がりのなかで新たな価値観を突然ポンっと提示されると人は意外について行ってしまう。恥ずかしながらブログ主にもこういう経験はあります。
その上でX JAPANを悪の権化と吹き込むことでもともとあったバンド内の人間関係を破壊してしまう。
これで、その人はカルトに身も心も委ねざるを得なくなる。

多分、多くの人が「逃げようと思えば逃げれるんじゃない?」「警察に駆け込めばいいのに」とVTRを見て思ったと思うのだが、そうしようにも自分の居場所がないのだからどうしようもない。帰る場所はカルトしかない。

要は、その人の見る地図を全く別の物に置き換え、以前見ていた地図を否定して見れなくしてしまえば洗脳は終了するのだ。まともな精神状態の人がそんなことされて洗脳されるかというと、されるわけがない。

だけど、その人の持ってる地図が歪んでいたら…?




興味深いのは洗脳した側の、カルトが何を考えてそのような行動をしているかだ。
Toshlがふんだくられたのは10億円もの金額だという。そして、大金を目にすると人間は変わってしまう、ともよく言われることだ。
しかし、そこまで人を苦しめて金が欲しいと思う人間ってそんなにいるものだろうか。

というのも洗脳したカルトを主催している人物がブログをやっており、しかもそのブログが狂気に満ちているからだ。
探せばふつうに閲覧できるが、心臓の弱い人は見ない方がよい。
狂気と金銭欲だけで人間はあそこまで堕ちるものなのだろうか。
なぜああいうことになっているのか、追っかける価値はあるかもしれませんぜジャーナリストのみなさん。

単純にカルトを非難するだけでなく、カルトを構成する側がなぜそのようなことをするようになったのか、そのメカニズムを調査することも今後の対カルト戦略としては必要なんじゃないかというのが洗脳師の近年の活動を調べた上での率直な感想だ。そういう人間が今後も現れることを阻止すること、これも必要なことだと思う。


とある人物を信奉する。その人物の言うことをすべて正しいと信じ込んで行動する。彼が排除せよ、と言えばそれを正義と信じて排除する。

思い返してほしい。これはどこにでもあることではないか?仕事でもよく見ることがあるし、音楽関係でもよくこういう光景を見てきた。だから言う。あなたを洗脳するなんて、道端の犬の糞を掃除するよりもたやすいことなのです。
結局、偉い人の言うことが全部正しいかどうか、常に吟味することを怠らないことでしかカルト的なものからは逃れられないのだと思う。それが日常的なものであれ、非日常的なことであれ。

悲しいことだが、人が苦しんでいる時に手を差し伸べてくる人は2種類いる。
言葉通りのいい人もいる。
外見のみいい人もいる。

ブログ主は今はそこそこ安定しているが、今後精神状態がヤバい時に外見のみな人が手を差し伸べてきたら…。
その時、その手を取らずとも自分で立てればいいのだが。
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