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真・まうんてんの宿屋

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アイルランドで同性婚が合法化

アイルランド、国民投票で同性婚合法化 世界初 - CNN

このニュースを今知ったんですけど、正直かなりビックリしたのと同時に初めてゴールウェイを訪れた時のことを思い出しました。

このパレード、練り歩いている人たちも沿道の人たちも楽しそうで歓声が飛び交うハッピーなものだったことを思い出します。
カトリック教会の力が強いと聞いていたアイルランドでこういうパレードが受け入れられていることにとても驚いたと共に、シンニ―ド・オコナーがカトリックの抑圧を訴えていた時代とは変わってきている空気を実感しました。
ちなみにパレードの終着点ではバンドのライヴなんかが深夜まであってて大盛り上がりでしたw早よ寝ろよw

南アイルランド(アイルランド共和国)におけるカトリック教徒の比率は9割以上と圧倒的多数を保っており、またイングランドとの長年の対立からカトリックというのは国家のアイデンティティとして宗教の枠にとどまらない重要な位置にありました。これはアイルランド共和国第3代大統領、エイモン・デ・ヴァレラによって政治的にもより強固なものとされました。
アイルランドでは現在でも人工中絶が禁止されている、という事実もカトリックの影響の強さを感じさせるものです。


なまじこういう前知識があるもんで、余計に意外ですがな。


今回の件はアイルランドがこういった宗教的なしがらみよりも多様性と寛大さを選択した、という点でアイルランドの変化を象徴するものであると思います。しかも国民投票によって決定したのですから、まさにアイルランド国民が選んだ結果であります。

いつのころからそうなっていったのかはブログ主も詳しくはないのですが、ゴールウェイはこと音楽コミュニティに関して言えば国際的、と称するに何の躊躇いもない街です。日本はもちろんのこと、デンマークにカナダにアメリカにと、さまざまな国の若者がいました。世界中から集まったアイルランド音楽好きがあの街の一種のダイナミズムを生み出しているのかもなぁ、とさえ思います。
ゲストハウスで日本の宗教について興味深々に聞いてくる人もいましたし(この人はフランス人でしたがw)、こういった国際交流の発展と経済の発達によってむしろ宗教の本質的な「許し」という部分に心が向かうようになったのかもしれないな、なんて思います。

先日の西南大での講座でも「経済の発展により人心に余裕がでてきている」という指摘がありました。
アイルランド文化の受容のされ方は20年前の比ではありませんし、それによって国際交流の機会も爆発的に増えたのは間違いありません。
今後、宗教的で閉鎖的な国というイメージは少しずつ消えていくのではないかとブログ主は考えています。
もちろん、昔ながらの慣習などが消えて行っている側面もあると思うので手放しで何かもよかった、というわけにはいかないでしょうが、マイノリティの人たちへのアティチュードがこのように変わってきているというのはポジティヴに受け止められるべきだと思います。


アイルランド、同性婚の合法化に「YES!」 国民投票の結果に歓喜する人々(画像集) - Huffington Post

決定後喜びに沸く人々。「感動」という言葉は薄っぺらいかもしれませんが、心の琴線に触れたのでリンクします。
単に「同性愛者が結婚できるようになりました」という話ではなく、自分と異なる相手を受け入れることができるか?という本質的な問いを突き付けられたような気がします。
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