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真・まうんてんの宿屋

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ローマ法王、Mr.トランプをディスる

ローマ法王、トランプ氏を批判「壁を造るのはキリスト教徒ではない」 陣営は皮肉で返す - THE HUFFINGTON POST

キリスト教徒がマイナーな日本では「お前が言うな」というツッコミも散見される今回のローマ法王のコメントですが、これ割とエライことになるような。
今さら説明するまでもないのですけど、ローマ法王と言えばシスの暗黒卿カトリック総本山バチカンの長であって、その発言は世界中のカトリック教徒に重大な影響を及ぼします。暴走族の総長が「あいつうぜぇ」って言っちゃったら族がみんなそいつをシメにかかっちゃうとか、そんなノリ。

トランプはスコットランド系で、宗派を調べてみたところ長老会派だそうです。北アイルランド紛争の問題を紐解いて行くとよく聞く宗派ですが、正直割と過激な印象。
いずれにせよ、トランプ本人の信仰的にはそこまでのダメージはないでしょうが、カトリック教徒からは一定の距離を置かれる要因の一つにはなるでしょう。


アメリカは中南米からの不法移民流入が続いており、それに付随してメキシコからの麻薬流入など深刻な社会問題になっています。移民は社会的な負担を増大させるので「小さな政府」を志向する共和党に取っては強硬策を取らざるを得ないでしょう。
中南米からのヒスパニック人口の増加によりカトリック人口も増大しており、今回のローマ法王の発言はトランプに取ってはかなり不利に働くのは間違いないでしょう。
その一方で発言力を確実に減らしつつあるかつてのメインストリーム、WASP層が抱える不安だとか苛立ちはトランプ支持に向かうという構図があるようです。


しかし、今回の米大統領選、誰が当選しても日本にとってはロクなことにならない匂いがプンプンして素敵ですね!
もうクリントンでもいいやと思ってしまう今日この頃。
本来ならば共和党から穏健派の候補が出ていれば一気に票が流れたと思うのですが、よりによって穏健派がブッシュだったということでさすがにそらいろいろとアレですわな。そしてティー・パーティに代表される支持層の強硬化によって、穏健派自体が選出されにくくなってしまっているという。


トランプの国外政策は明らかにモンロー主義への回帰を志向しており、その通りに政策が実行されれば現在のオバマ以上にアメリカの軍事プレゼンスは後退することが予想されます。欧州・中東の不安定化を鑑みるに決して喜ばしい事態ではないのですが…。
これにより中国の軍事プレゼンスが更に増大化した場合、日本も安全保障政策を更に見直す必要が出てくるわけで、日本の政治も不安定さを増すでしょうね。
まあ、トランプが何かの間違いで大統領になってしまった場合、売られたケンカは買ってやる的な勢いで結局色んなところに軍を送りまくりそうな予感もしますが。
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