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真・まうんてんの宿屋

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アイリッシュのスケールについて Part1

先ほどのエントリからの続きとなります

D Major
D major
かなりのチューンでこのキーが使われている。あえて紹介するなら"Mountain Road"や"Connauchtman's Ramble"など。 日本で大人気の"John Ryan's"なんかもこのキー。 しかし、アイリッシュの場合はこのキーの第7音であるC#が使われないことが多い。

D -7
このように。 導音という概念がアイルランド音楽には存在しない、と言いきってしまってもよいかもしれない。 これはクラシックから転向したプレーヤーがチューンを覚える際にかなり苦労する点ではないかと思う。 ブログ主も慣れるまでかなり苦労したので…w


G Major
G Major
これまた非常に登場する機会の多いキーである。個人的にはこのキーが使われているチューンはお気に入りが多い。 "The Salley Gardens"や"The Kesh"などがこのキーとなる。 このキーは第4音Cが省略されることが非常に多い。第7音F#は頻度はやや少ない場合もあるが使われないことは少ない。しかし、導音としての役割と持つことはほぼない。 余談だが「アイルランド音楽は47抜きペンタトニックスケールの曲が多い」という話をよく耳にする。そういう曲ももちろんあるが、そこまで多いわけではない。アイリッシュのGで第4音の頻度が少ないこと、場合によっては第7音F#も少なめになることからそういう説が生まれたのかもしれない。 ※ペンタトニックスケール=5音音階。5つの音でスケールが構成される(普通は7音)。47抜き、と言われる場合第4音・7音を省略している。童謡「あかとんぼ」などはこのスケールとなる。「26抜き」だと沖縄音階となる。


A Major
A Major
華やかなキーだが、D管ホイッスルやキーなしのフルートでは演奏が困難になる(G#を奏するのが難しい)。 それらの楽器ではG#が出せる楽器を用意する必要がある。 "The Foxhunter's reel"や"The Boys of Malin"などがこのキーとなる。 かなりフィドルに向いたキーだと思う。 これらのキーは「判断しやすいキー」だと思われる。次項では、所謂「モーダル」なキーを紹介する。教会旋法が元になっているキーだ。

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