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真・まうんてんの宿屋

フィドル奏者 井上陽介のBlog。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

楽器紹介:Melodeon

melodeon 2
ボタンアコーディオンによく似ていますが、よく見るとメロディを演奏するボタンが一列となっています。


・楽器について
「蛇腹系」楽器の一つで、これも蛇腹の押し引きによって音が変わります。
押し引きのタイミングでリズムを作りやすく、それがアイリッシュ独特のリズムを作り出すのに向いているようです。
ボタンアコーディオンと比べるとやや強い音が出る印象。

ボタンアコとの一番の違いはメロディ演奏に使うボタンが一列であること。それ故に演奏できるキーがある程度限られます。
ゴールウェイで活発に演奏活動をしているメロディオン弾き、ジョニー・オハロランのメロディオンはC♮の音が出せないようで、彼が演奏するチューンはDやA、モーダル系ではEが多い印象です(G#は出せるようです。また、GのキーでもC♮をほぼ使わないようなチューンは問題ないようです)。その為かリールの"Salley Garden"、"Over the Moor to the Maggie"やジグの"Maid in the Meadow"はDで演奏されています。


・役割
この楽器ももちろん基本的にはメロディ担当です。メロディを弾きながらベース音を入れていくことが多く、ボタンアコーディオンとの共通点は多いのではないかと思います。ジョニー・オハロランはメロディをかなり崩して演奏していますが、他のメロディオンプレーヤーもそういうスタイルなのかはちょっと分かりません…w

キーが一列、ということを書きましたが、ボタンアコーディオンも一列キーのものがあるのでなかなか判別が付き辛いです。
外見上の特徴としてはボタンを押さえてリードを開放する機構が露わになっているものが多い印象ですが(本記事のメロディオンもそのようになっています)、これまた必ずしもというものでもないようです。ボタンアコもカバーを外せばこの機構は見えるようになっているようですし…w

なお、綴りは「Melodeon」です。「Melodion」という綴りだといわゆる鍵盤ハーモニカを指すものになるようです。鍵盤ハーモニカはさすがに現地ではあまり見なかった…w



毎度おなじみ(?)Tig Coiliでのセッション風景。とてもエネルギッシュな演奏が楽しい!
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