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真・まうんてんの宿屋

フィドル奏者 井上陽介のBlog。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

アイルランド、中絶容認派が勝利

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中絶容認派が勝利、アイルランド国民投票 最終結果 - AFP

この数ヶ月ほど気になっていたニュース。遂に結果が出たようです。アイルランドで人工妊娠中絶が認められました。
アイルランドでは中絶反対派・賛成派が大きく議論を繰り広げ、街中でもそれぞれのグループが大きくアピールしていたようです。

同性婚法成立直後、アイルランドを訪れた時にレインボーの旗が街の至る所ではためいていた、あの光景を思い出します。

私自身の意見としては妊娠中絶について、何が正しいのか何とも言えないというのが正直な気持ちです。
何が正しいのか分からないし、そしてどちらの主張にも一理あるよなぁ、という…。
(容認した方がいいよね、という方向に傾いてはいますが)
難しくてどちらがよいのか、簡単には選べません

ただ、それはアイルランドの人たちも同じだったのではないか、とも思います。
そこで議論を戦わせ、人々が真剣にこの難しい問題と向き合ったことが彼の国を新たなフェーズへと動かす巨大なエネルギーとなるでしょう。

アイルランドはカトリックが人口の多くを占め、それ故に教会の影響力は非常に大きなものでありました。
厳しい運命を背負った国家の象徴として、カトリックが果たした役割もまた、非常に大きなものではありましたが、その影響力の大きさがアイルランド社会に大きな影を落としていたのもまた厳然たる事実です。
シネイド(シンニード)・オコナーが告白した教護院での虐待経験はその最たるものと言えるでしょう。

いずれにせよこの件は、単に人工妊娠中絶が認可されるというレベルではない、アイルランドの国家観がドラスティックに変化しつつあることの表れであることは間違いありません。ここ数年のアイルランドの動きを見ると、更に大きな動きが表れることも予想されます。こういった社会の編かは文化・芸術にも大きな影響を及ぼすでしょうし、そういった面からもアイルランドに注目していきたいと思います。


大きな選択に向かい合った、アイルランドの人々に祝福がありますよう
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