聖闘士星矢実写映画化!というニュースを聞いて「ドラゴンボール・エヴォリューション」の悪夢が頭をよぎった全国1000万のジャンプ黄金期世代の皆様、こんばんわ。案の定爆死というニュースを聞いて草も生えない。
ブログ主は聖闘士星矢が一番熱かった時代はジャンプはたまにしか買っておらず、かつアニメは裏番組のクイズダービーに阻まれて見ることができず。大橋巨泉許すまじ。大人になって読んでみたら圧倒的蟹座のクソっぷりに思わず天を仰ぐ、そんな漫画でございました。アテナの慈悲なんてなかった。

余りの悪役っぷりに黄金聖衣に見放されるキャンサーのデスマスク氏。デスマスクて。
我々の少年時代には星座カーストというものがあったらしく、聖闘士星矢に出てくる黄金聖闘士の活躍っぷりによってクラス内のヒエラルキーが決まる現象があったらしい。「らしい」というのはそもそもブログ主がリアルタイムで聖闘士星矢を見てないためそんなけったいなもんの存在すら知らずに少年時代を終えてしまったのである。いいんだか悪いんだか。本当にそんなヒエラルキーあったのかどうか、今度同級生と飲むときにでも聞いてみようと思います。まあどう考えても最下位は蟹座なんだが。ギリシャ神話の方でも扱いがウンコレベルなかに座。なんで黄道十二宮に設定されたのか分からないレベルで扱いが悪いかに座。そらデスマスクさんもノリノリでハーデス軍に参加するわな。
さて、そんな感じでブログ主にとっては鬼門の聖闘士星矢。かに座ならではの怨念をたまにこのブログにも叩きつけているわけですが、そうは言うてもよくできた漫画だよなぁ~と思います。黄金聖衣のキラキラ感とか、白黒の漫画であんなに表現できてるのはすごいわ。ストーリーも十二宮編からは思わず熱中しちゃいます。繰り出される大技が見開きの決め台詞のみで何やってんのよう分からんのはご愛敬。「ギャラクシアン・エクスプロージョン」とか「オーロラ・エクスキューション」とか、小学生男子のハートをがっちり鷲掴みにする技名もグー。
実は一番好きなのはポセイドン編なんですよね。最後のしんみりした終わり方も好きですし、世界観も好き。
ハーデス編はダンテの神曲をモチーフにしてるのですが、何気に原作再現度が熱い。いや、神曲は地獄編しか読んでないブログ主が言うのもアレなんですが。ただ、地獄の暗い情景が続くので連載当時に人気が落ちてったのも分かる気はします。
実はこの聖闘士星矢、続編とかスピンオフとかけっこう作られてて、星矢の生きていた時代の前にあった聖戦を描いた「聖闘士星矢 LOST CANVAS」なんかはけっこうおもしろかったです。黄金聖闘士たちがかっこいいんですよ。数百年後の黄金聖闘士はなぜああもダメ人間集団になってしまったのか。
なお、原作者の車田正美氏がこの時代を描いた話もあるのですが、そっちだと蟹座の聖闘士はオネエキャラです。車田くんさぁ…。
あと、放映終了後に知ったので見てないのですがアニメもあってたらしいです。「聖闘士星矢Ω」ですって。
こっちは新世代のペガサスが主人公みたいなんですが、星矢も活躍するみたいです。星矢は射手座の黄金聖闘士に昇格してるんですって。けど他のアンドロメダとか白鳥とかは昇格してない。白鳥は昇格させたった方が旧来のファンは喜んだんやなかろうか。
他にもOVAやら漫画やらスピンオフ出まくってるみたいです。せっかくなのでどう考えても漫画向きじゃない星座とか出してほしいですよね。テーブルさん座とかちょうこくしつ座とか。ほうおう座なんてどう考えてもマイナー星座なのに強キャラになってるし、なんとかなるって
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