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真・まうんてんの宿屋

フィドル奏者 井上陽介のBlog。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

FC2トラックバックテーマ  第772回「再結成して欲しいグループは?」


FC2トラックバックテーマ  第772回「再結成して欲しいグループは?」



トラックバックとは何か?
それもよく分からないままたまには企画に乗ってみよう、そんな感じの日記です。
とは言え、再結成してほしいグループって言われてもパッと思い浮かぶもんでもないですね。
何故ならば、再結成してほしいグループは大体メンバーが誰か死んでるわけですよ、これが。

ジョン・レノンにザオリク

フレディ・マーキュリーにアレイズ

カート・コバーンに(以下略)

不謹慎になってきたんでやめときます。

ことポップという分野において自分が好きなのは比較的古い人たちなのでどうしようもないですね。
Beatlesに関しては"Free as a Bird"である意味願いは果たされた、そんな気がするのでこれでよかったのかも知れません。
もちろん、あれはビートルズの作品には聴こえないという声があるのも知ってはいます。ですが、ビートルズの「新曲」をリアルタイムで体験する、ということは後追い世代にとっては正に夢のようなことだったのです。

自分が生まれたのは1979年。ジョンが凶弾に倒れたのは1980年。
自分にとってジョンがこの世にいないということは、歴史上の人物が今現在の世界には存在しないことと同じレベルでリアルなことでした。
ビートルズ再結成の夢などというものは自分には最初から存在していませんでした。

1995年、奇しくも自分がファブ・フォーの音楽にのめりこみ始めたのと時を同じくして再結成の噂がまことしやかに語られるようになったのです。ジョンがいないのにどうやって再結成するんだ?ぬか喜びさせんなよ、という思いも現実味を帯びてくる再結成の噂にかき消されていきました。

そして、初めて"Free as a Bird"のプロモを見たとき、言い尽くせぬ思いが胸を駆け抜けたことを、今でもはっきりと覚えています。

あれはビートルズに惹かれて音楽の世界の扉を開けようとしていた高校生の自分にとって、正に音楽が生み出した奇跡だったのです。

ビートルズの「再結成」に立ち会えたこと。あの時、こんなにも素晴らしいクリスマス・プレゼントをもらったこと。
自分の中では単なるビートルズの再結成という以上に夢が、希望が具現化した瞬間でした。


と、いうわけで今のところ再結成してほしいグループはいませんでした。テーマからかなり話が飛んで申し訳ないっす。








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 Rock/Pops

 BeatlesFreeasaBird

4 Comments

Koichi Naraoka  

Beatles

はじめまして。
まうんてん さんの Beatles の"Free as a Bird" にたいする発言に、とても共感します。私は、Beatles をリアルタイムで体験できたのですが (1951年生まれ)、"Free as a Bird"のプロモを見た瞬間、初めて彼らの音楽を聴いた、40数年前から、現在に至るまでの、いろいろなことが走馬灯のように(月並みな表現ですみません)走り抜けました。その時、極端な言い方をすると、私の人生は、
Beatles を軸として進んできたのだと、実感しました。Beatles に出会ったときの新鮮なときめきが、いまだに色あせていないと、感じます。Beatles を出発点として、いろいろな音楽の、それぞれの素晴らしさ、すごさを感じさせられてきましたが、Beatles の、いつまでも色あせない、フレッシュさとは、なんなのだろうと、思ってしまいます。私の職場でも、まうんてん さんのように、若くて、Beatles好きな後輩がいます。私たち世代では、ビートルズの出現は、衝撃的だったわけですが、まうんてん さんの世代の方たちの耳には、ビートルズがどのように聞こえているのか、とても興味があります。

ところで、まうんてん さん は、山登りが好きなのでしょうか?

2009/07/10 (Fri) 11:13 | REPLY |   

まうんてん  

Koichi Naraokaさんへ

コメントありがとうございます。
リアルタイムでビートルズを聴いてた人から共感いただいて嬉しく思います。自分は"Free as a Bird"のプロモで初めて動く?ビートルズを見たので、ビートルズはこんな表情をしていたんだなぁ、と感慨深くなったのを覚えています。
僕らの世代はアンソロジー直撃世代!なので結構気合入ったファンが多くて僕自身ビックリするくらいですよ。
僕らの世代にビートルズがどう聴こえているか、客観的に分析するのはちょっと難しいですが、あえて誤解を恐れずにいうなら「作り込まれてない音」ということではないでしょうか。当時としては作りこまれていた音楽だったのかもしれませんが、生のシャウトやコーラスは未だに新鮮に耳に響きます。「作りこみ」の権化のような"Sgt.Peppers~"だって、若い彼らがワクワクしながら音を作りこんでいるのがダイレクトに伝わってくるような気がします。エレキギターなどを使いつつもどこかアコースティックな響きがする、というのが現代のポップスを聴きなれた自分にとってのビートルズの音なんでしょうか。

松村雄策氏が「ビートルズが懐かしいなんてことはない。だって今だって普通に聴いてるんだから」という趣旨のことをおっしゃられてましたが、リアルタイム世代の凄さを感じます。そして、確かに色あせない彼らの魅力とはなんなのでしょうか。

あ、ちなみに山登りは苦手です(苦笑)。単にデカいのでまうんてん、と呼ばれてるだけなんです…。こんなオチで申し訳ないっす(苦笑)

2009/07/10 (Fri) 18:44 | REPLY |   

Koichi Naraoka  

Beatles

まうんてん さん、

コメントに対するレスポンス、ありがとうございます。また、とても興味深く読ませていただきました。とくに、「作り込まれてない音」、「いつつもどこかアコースティックな響きがする」という感覚が、ビートルズ第一世代には、まずない感覚だと想いました。 また、こちらのブログに、お邪魔させていただきます。

2009/07/13 (Mon) 09:28 | REPLY |   

まうんてん  

No title

ありがとうございます。
特に初期の作品は一発録りが多かったせいか、ライヴ感覚が強く聴こえます。
音というよりもビートルズが演奏している「空気」がCDにそのまま詰め込まれているようでワクワクします。あくまで僕の感覚なんですが(苦笑)
これからもマイペースで好きな音楽や趣味のことを取り上げて行きたいなと思ってますので、よろしければぜひおいでくださいm(_ _)m

2009/07/14 (Tue) 18:18 | REPLY |   

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