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真・まうんてんの宿屋

フィドル奏者 井上陽介のBlog。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

日食

と、いうわけで日食見ました。家の庭で。
望遠鏡の三脚が相当ガタがきてました。

自宅からはかなり雲が多かったですが何とか観測できました。
しかし太陽の光が大分さえぎられた為、地面に太陽光を投影するピンホール法などはちょっと難しかったですね。

福岡での食分は90ほどでこれは1987年の沖縄で金環日食が観測された時以来でしょうか。
食分90にもなる日食ははじめてまともに見ましたが、感想としてはそこまで行っても太陽はまぶしいな、と。肉眼で見るのはやはり危険が伴います。今回肉眼で見た人、次回はくれぐれもグラスなどを用意しましょう。次は2010年1月15日だそうですが福岡からも見れるのだろうか。

また、久しぶりに天体望遠鏡を用いて太陽を観測しましたが明らかに黒点が減っています。自分の望遠鏡(焦点距離1000mm)では見えないだけでしょうか?20年程前見た太陽はそりゃあもうブツブツでしたよ、もう。


日食は太古の人類には非常に恐れられていたものだったそうです。太陽がなければ人は沈み~♪なんて特撮ソングがありましたね。今度師匠に聞いてみます。
身近な例としては中国では太陽が欠け始めるといっせいに鍋や太鼓を打ち鳴らしたそうです。それによって太陽を食べようとしている竜を追い払おうとしたとか。また、太陽を追いかける竜、という構図はそのまま祭りになり、それが引き継がれているのが唐津おくんちなどです。
日本においては天岩戸伝説は日食を表したものだという説があります。太陽が欠けると大騒ぎしてなんとかしようとすると言う構図は日本や中国に共通のものなのでしょうか。
北欧神話では太陽はソルという女の子です(これがSolarの語源?)。ですが狼に常に追いかけられているので逃げるように沈んでしまいます(北欧の短い日照時間に適応してますね)。狼が追いついてしまって食べられてしまうと日食、というわけですね。
他にも各地に日食神話はあります。パッと思い出したのはこんなもんですが。


死ぬまでに一回は皆既日食を見とうございます。
画像は福岡での食の始まり~終わりと皆既日食をシミュレーターで再現したものです。昨日の日記と合わせて"StellaNavigator"というソフトで作成しています。


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total eclipse


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 星・宇宙

2 Comments

koya  

No title

東京はずっと曇…
20年前の金環食のときはばっちし(部分日食)見れたのに。
しかし、その北欧神話の狼、よっぽど脚遅いんだろうな。
もしくは少女が猛烈速いのか。

2009/07/24 (Fri) 00:41 | EDIT | REPLY |   

まうんてん  

No title

あらら。でも東京でも少し見えたみたいですよ。
ていうか神話のそういうところに突っ込んではいけません(笑)

2009/07/25 (Sat) 23:07 | REPLY |   

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