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真・まうんてんの宿屋

フィドル奏者 井上陽介のBlog。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

バグパイプのワークショップ

”パ”グパイプか”バ”グパイプかよく分かってませんでしたが、「バ」グパイプが正解みたいです。
と、いうわけでワークショップ行って参りました。
248px-Bagpipe_performer.jpg

装飾音などはフィドルなどとはまた違った形で、曲によって厳格に決められているそう。そこらへんはわりかし自由なアイリッシュとはちょっと違った感じですね。男がスカートは違和感ムンムンだが。

何よりも印象深かったのはその音の大きさ。部屋全体が響くような感じでした。まあ、考えてみれば屋外で行進などにも使われる楽器なので音は大きくて当然、なのですが間近で聴くと圧倒されます。音はダブルリード系の音色でオーボエやファゴットと性格的に近い気がします。


その後はCeltsで打ち上げ。で、なぜ日本のオーケストラは日本の音楽を取り上げないのか、という話にw
まあ、正直アマオケプレイヤーとしては痛し痒しな話題なんですよね…w
単純に技術的な問題や特殊楽器などの問題もあるのですが…。
自分自身、本格的に取り組んだのは昨年の芸工大の定期で演奏させて頂いた芥川也寸志の交響三章くらいなもので。
日本人としては確かに目を向けなばならない問題です。


そんなこんなでクラシック畑で10年やってきてアイリッシュに転向した日本人として、また新人フィドラーとしていろいろなものを戦略的に考えるきっかけとなった一日でした。


明日仕事行きたくねェな。
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 World Music

4 Comments

あいこ  

No title

日本人の作曲家(西洋音楽の)の曲は、近代以降になって作られていて、編成が大きいものが多いから、アマチュアのコンサートだとなかなか取り上げづらい、というのもあるかも。武満とか。
札幌では伊福部昭とかプロもアマもけっこうやってたけど、北海道の作曲家だからってのもあるかも。

九州は特に、日本人の曲やらない傾向が強いように感じる。
なぜだろう?九州出身の作曲家が少ないのかな。

芥川也寸志も、弦楽オケでトリプティークはよくやるよ。


それにしても、バグパイプのワークショップとか、良いねえ!
今度またおもしろいのあったら教えてよ。

2010/11/30 (Tue) 00:51 | REPLY |   

まう  

No title

まーひとえに編成と技術の問題だよなぁ。
そういや伊福部先生は北海道だったな。アイヌとかの音楽取り入れてたりするんだろうか。ちょいとうろ覚え。

昔は某F教大なんかはかなりの頻度で日本人作曲家の曲を取り上げてたようだけど。

なんかあったら連絡するよ。今回は俺も知ったのが二日前だったもんでw

2010/11/30 (Tue) 02:09 | REPLY |   

Kilmovee〔きるもぶぅ〕  

ヘヘヘヘェ~

どもどもぉ

なかなかおつなブログやね。
今度また新規の音楽祭あるのかいな。天神の秋の音楽祭以外でもあるとええです。
情報あったら教えてくらはい。まうんてんさんも来年一緒に出ますぅ?。だいざえもんだす

2010/12/05 (Sun) 17:52 | REPLY |   

まう  

No title

遂に現れましたねw
そして俺のオケ業界でのあだ名がバレたorz他のメンバーには言わんといてくだされ。
来年は僕もステージデビューしたいところです。よろしければ是非(笑)

2010/12/05 (Sun) 20:59 | REPLY |   

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