真・まうんてんの宿屋

アイリッシュフィドルを演奏しています。福岡近郊のパブに出現。なんか最近やきうネタ増えた。

ストロー・ヴァイオリンのお話

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(画像は英語版wikipediaより転載)

昨日、楽器屋さんにて。

社長「なんかこんな楽器もあるみたいやね~。知っとった?」

ブログ主「あ~、ブログで扱ったことあります(その時の記事はコチラ)」

まだまだ蓄音器が発展途上で録音もかなり技術的に大変だった時代、このラッパのような部分を録音機に向けて演奏してたっていうお話は以前この楽器を取り扱った時に書きました。
つまり、携帯電話ですらそれなりに録音ができるこの時代には無用の長物なのでとっくに博物館でしか見られないもんだと思ってました。

が、何と現在においても制作されているらしい。しかも主にルーマニアのトランシルヴァニア地方とミャンマー(旧ビルマ)で。トランシルヴァニアと言えばドラキュラ、ですよアナタ。

それはさておき、日本にもこの楽器を演奏してる方がいらっしゃるみたいです。もちろんのこと、現物を見たことも弾いたこともないのですが、割と大きい音が出るらしいです。よくも悪くもヴァイオリンらしい艶やかさには欠けてるような気もするんですが、その独特の音色がSP時代の録音を思い起こさせて割と人気なんだとか。
これにストロー・ヴィオラやストロー・チェロも加えてストロー弦楽器四重奏なんてことも海外では行われているらしい。







こんな感じで、ヴァイオリンらしくも、独特の個性ある音色ですね。実際弾いた人の体験談を見てみると結構重いみたいです。普通のヴァイオリンに比べると金属が多いのでさもありなん。長時間弾くと疲れたりしないんだろうか。



こちらは芸者ワルツっていう曲の演奏。日本にもそういえばヴァイオリンではなくフィドルとしての伝統はあったようです。クラシカルな楽器、という側面が強調され、次第に消えてしまったようですが。こういう曲調にストロー・ヴァイオリンはよく合いますね。
アイリッシュを演奏する時にも結構相性がいいかもしんない。


社長「この楽器、入荷したら買う?」

ブログ主「いや~どうでしょうw」

にんともかんとも。


<参考>
Web楽器事典 Vol.3 (弓奏楽器編)

私家版 楽器事典
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